何とかするもん!


リナ:何落ち込んでるのよ!ゼロス!

ゼロス(以下ゼロ):しくしく・・・・。聞いてください!ゼラス様ってばひどいんですよお!

アメリア(以下アメ):ゼラス様って誰ですか?

ゼロ:僕の上司で獣王ゼラス=メタリオム様です。

アメ:獣王ですか!そのゼラスさんと言う方が貴方を薄汚い魔族という職業にしたんですね!!

ゼルガディス(以下ゼル):アメリア?それは何かが違うと思うぞ?

アメ:何言ってるんです!魔族は悪です!したがってゼロスさんを魔族にしたぜラスさんも即ち悪です!!

リナ:・・・・・勝手に言っててちょうだい。・・・・で?その獣王がどうひどいの?

ガウリイ(以下ガウ):・・・・・・獣王って誰だ?

ゼル:旦那は少し黙っていろ。あんたが絡むと余計にややこしくなる。

ゼロ:薄汚い・・・。別にいいですけどね。違います!そんな話じゃありません!ゼラス様が・・・ゼラス様が・・・。

リナ:食事代をまけてくれなかったの?

アメ:リナさんじゃないんですから・・・・。あ!いえ!何でもないです!

リナ:ゼラス様が何なの?

ゼロ:ゼラス様が・・・。僕のプリンとったんですううっっ!!

一同:はああああっっ!?

ゼロ:ひどいと思いませんかっっ!?僕がこのお仕事が終わったら食べようと思って大切に冷蔵庫に取っておいた僕の愛しい愛しいプリンさんをっっ!ゼラス様はあっけなく食べてしまったんですうっ!!

リナ:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ばか?

ガウ:・・・・なあ。魔族ってあんな奴だけなのか?

ゼル:・・・・・・・・・・いや。そんなことはない。・・・・・・・はずだ。

ゼロ:うっうっ・・・。僕のプリンさん・・・。ゼラス様,ひどい!

リナ:・・・・ま,まあそれはともかく。プリンくらい自分で買えば?て言うかそんなことくらいで落ち込むなんて情けないわよ。

ゼロ:じゃあ!リナさんは!最後まで大事に取っていた好物の鳥さんのお肉をゼラス様に取られたとして!笑って済ませることが出来ると言うんですか!?

リナ:おのれっ!!許すまじ!ゼラス!!

ゼロ:ですよね,ですよね!

リナ:任せなさいっ!何とかして見せるわっっ!!

ガウ:・・・・・・・何をだ?

アメ:あああ,リナさんが燃えてるう。

ゼル:・・・・俺達は・・・・避難しようか。

アメ:・・・・・・・そうですね。でもなんて理不尽な怒りなんでしょう・・・。

ゼロ:でもどうします?ゼラス様の事だからお見通しですよ?僕達がすることなんて。

リナ:・・・・・・・ふっ。そんなの決まっているわ。あたしたちのすることはただ一つよ!

ゼロ:何ですか!?

リナ:あたし達がすること・・・・・それは・・・・・。

ゼロ:それは!?

リナ:あんたの愛しい愛しいプリンさんと,あたしの可愛い可愛い鳥さんのお肉をお腹いっぱい食べるのよ!

ゼロ:おお!!それは名案です!

ガウ:・・・・・迷案の間違いじゃないのか?

アメ:ガウリイさん。今何を言ってもお二人には聞こえていませんよ。

ゼル:全く。さて,俺達は買い物にでも行くか。

アメ:そうですね。行きましょう!

ガウ:・・・こいつらはどうするんだ?

アメ:放っておけばそのうち我に返りますよ。

数分後。

リナ:買ってきたわよ!ゼロス!

ゼロ:はい!・・・それでは早速!!

ゼロ,リナ:いっただっきま〜すっ!!

リナ:うん!鳥さんのお肉美味しい♪

ゼロ:このプリンさんもとても美味しいです!

リナ:モグモグ・・・。それにしても皆どこに行ったのかしら?

ゼロ:何か情けない気もしなくもない事もないですが,ゼラス様だけでも見てくださっているからいいですよね!

リナ:そうね!あっ,この鳥さんのスープも絶品!

ゼロ:はい!この黒ごまプリンさんもなかなかのお味してます!

・・・・・・・・エンドレス。それにしてもこいつら両方ばかだ。

リナ,ゼロ:美味しい〜っっ♪

     終幕


こめんと:駄作ですみません・・・。ストックにあったので、送らせて頂きました。(失礼だろ)

あう・・・。ごめんなさいです。実はこれ、歌シリーズです。これは『何とかしましょう』が元ネタ。

歌シリーズは一度でも私のサイトに来てくださっている方は分かってくださると思いますが、

某歌って踊れてお笑いも出来るというジャニーズ系アイドルの歌をネタに小説を作ってしまえと言うものです。

ぜひ一度来て他の作品も見てやってください(宣伝するな)



めぐみサマより。
素敵な作品ありがとうございました。



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