最遊記&ちな外伝 『タイムスリップ』


◇第二話◇

「被害者決定のようだな」

三蔵さんが言った
なんか良くわかんないけど、あたしは実験の被害者らしい
だからってどうすればいいの!?(汗)
もう家には帰れないの?(滝汗)


「ふぁ〜ぁ・・・」
朝、あたしはベッドから立ち上がる
桃源郷に来てはや3日・・・
あれからあたしはどうなったかと言うと・・・

「甦生実験でこうなったのなら、とりあえず三仏神様に報告・・・をしたところ
『そのうち帰れるかもしれん』といい、
『そなた達でしばらく面倒を見よ』とのことだ」
「まじかよ!?ジープをのんのが一人増えたわけ!?うわ〜・・ジープきついじゃん(汗)」
「きゅ〜」
「大丈夫だっていってますよ♪」
「狭いんだよ!?(怒/汗)」
「そっか〜、しばらく一緒か♪よろしくな♪」
あたし・・・受け入れられたのか・・・受け入れられてないのか良くわかんないんだけど・・・
「よ・・宜しくお願いします」
「なな、名前は??(^O^)」
「桜ちなです」
「ちなか♪俺は悟空☆短い付合いになるかもだけど仲良くしてくれよな♪」

こうしてあたしは旅路のおまけ・・・としてついてきている
「はぁ、いつになったらもとの世界に返れるのかな??」
思わずため息付くあたし
はっきりいって今すぐ帰れるものなら帰りたい、だってここ怖いんだもん!!(滝汗)
人間に似た妖怪とかいうの出て来て襲ってくるんだよ!?(汗)
変なあざ模様があって爪なんかすっごくはえてて耳も長くて・・・ってなんでこんな
に詳しいのあたし・・・(汗)
で、出てきたと思ったら悟空さんたちが倒してて・・・一瞬にだよ、少しの間目を閉じてたら・・・
え?妖怪はあたしを襲ってこないの?って
八戒さんという人が『害虫駆除!?』という呪文(違うような気もするけど)を唱えて(?)
気孔弾とかいうのをはなって妖怪さん跡形もありません(怖)
つまりあたしはその後ろで守られてるわけなのです
そして妖怪を倒し終わったらまた車を走らせる・・・なにも知らないあたしにしたら
ううん、わたしじゃなくても早く帰りたくなる!?きっと!?(汗)
3日間の間に知ったことといえば、ここはあたしの知ってる世界とはまったく別の世界で、
甦生実験という実験の被害者になってしまった事と悟空さんたちの事
茶髪で金の眼をした悟空さんは食い意地が強くて面白い人(笑)とっても強い!!
普通の人に見えるのに妖怪らしい・・・頭についているものがあるから人間と変らない姿なんだって
金髪の三蔵さんはよく『死ね』とかきつい言葉言うけど4人の中でリーダー的存在かな??
タバコ好きみたいです、三蔵さんは人間だって 銃で狙い撃ちするのがすごく上手い!!
悟空さんより背が高くてちょっと濃い目の色の髪をしていて眼鏡みたいなのをつけている人は八戒さん
八戒さんが一番親切に接してくれるんだ♪
たまに悟空さんたちの釘をさすような言葉を言ったりするけど(ちょっと怖かったり/汗)
八戒さんも妖怪だって、耳につけている『カフス』とかいうもののおかげで人間と変らない姿らしい
赤毛の悟浄さんはナンパ好きなご様子
三蔵さんよりたくさん煙草吸います
悟浄さんも人間と変らぬ姿をしているけど妖怪らしい
『分け合って・・・』といわれてそれ以上はわからなかったけど
悟空さんたちをまとめていうと
最近の男の子とあまり変りません、すごく強い事をのぞいては(爆)
もしかすると最近の男の子より冷たい人達です
でも・・・何処か・・・温かいような気がするなぁ・・・


そしてあたしは今日のお昼頃・・・その暖かさの意味を知る



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